経験を積んだ人の言葉の重み

やっぱり同じ言葉をいっても違うんだよなぁ。ある意味おかしい話ではある。内容一緒だから。
背景や経歴を付加したバイアスが正でかかってくるんだろう。好感を持てる人が言うと説得力がまるで違う。2ちゃんでも、本日のお前が言うなスレとかあるみたいだし。あれは負のバイアスがかかりまくっているケースなんだろう。
インターネットは言葉の重みの差を平坦にする。それはばかばかしくもあり、言葉の意味そのものが伝える真実を反映しているともいえる。とすると何か、対面でしゃべると、伝えていないことまで伝わってしまうというわけか。勝手にいいように解釈してもらうのは勝手だが、逆にへんな誤解を生んだりもするのだろうか。そんな意味じゃねーみたいな。
しかし、事実として年長者の言葉は心に来る。目を見るとさらに納得する。それは言葉の意味ではなく、その真実性が大幅に迫力を持ってアップして伝わってくるからなのだろうか。逆に言うと、ネットでの言葉は常に疑いながらその言葉を見ているわけだ。こいつ、そんなこと本当に思っているのか、みたいな。言葉ではいくらでもうまく語れてしまうから。
ウェブの言葉に真実味を持たせる、それが実名で書くことのメリットなのだろうか、と思った。生じるデメリットもまた、小さくはないだろうが。