NTTが仮想空間事業に進出するらしい

NTT、ngi groupと提携し仮想空間サービス構築事業に参入
どうやら本格的に進出するようで、ネットの未来の可能性も考えると非常に興味がある。
セカンドライフは、一度やってみたが正直私には合わなかった。何がだめかと考えるに、操作性やゲームバランス、英語ベースであることやキャラの訴求力の不足などがあげられるだろう。サービスがクリティカルマスに達しなかったため、ブレイクスルーは結局起こらなかった。回線やPCのスペックなどの環境、そして何より必要性、いやはっきり言うと依存性が足りなかったのかなとおもう。
ヒットするゲームは多かれ少なかれ依存性が一つのキーとなると私は思う。それがヘビーユーザを生み出し、コミュニティが生まれていくのだ。愛着が生じるまでにならなければ、貴重な時間を使ってまで継続して使おうとは思わない。
まあ、正直方向性はまだまだ未定です。個人的に激しく希望するのは、スカッとゴルフパンヤというオンラインゲームがゴルフ要素以外に進化したものがいいなあと思っています。あの仕様でコミュニティ要素を重点に置くと、今なら一定のネットユーザ層をつかめると思う。もし、NTTが仮想空間事業でゲームポッドと提携したならば、私は間違いなく狂喜します。
NTTとしては、私の妄想をよそに物販やEC的なものを構築しようとしているようだ。楽天ショップピンチか。いや、どうだろう、3次元仮想空間ショッピングがそれほど楽しいだろうか。・・・操作性にもよるが、課題は多いかと思う。
現在、人気商品はランキングという形で表示されている。わかりやすい。口コミもそれを後押ししている。しかしもし、しゃべりながらショッピングできるような仮想空間コミュニティショッピングサイトが実現できるならば、それもアリではないかと思う。交通費かからないんですよ。しかも色々としゃべりながら買い物ができる、いいじゃないですか。問題はどうやってそういう状況を実現できるか。ただシステムを作ればいいというものではないと思う。人の心理を深く読まなければ。どう行動したくなるかそれを知ることが、一つの成功の鍵になるのは間違いない。
人はなぜ、一つのサービス使い続けるのか。十分な刺激が得られるからである。そして愛着があるからである。その、形に見えない価値こそが利益を生み出す。
私の期待はあっさりと裏切られるかもしれませんが・・・NTTのこれからの戦略に期待する。やればたぶんできる子なはずである。