ネットで情報を得ることは、道端の千円を拾うことと同じだ。

3月は決算ということもあり、金がとびかう時期です。学生も入学、引越しに就職と、さまざまな物を買い揃える時期でもあります。
ご多分に漏れず、私もいろいろと物を買ったりだの、処分したりだのと忙しい毎日です。今日は実印と銀行印を買いに、町へ出て行きました。
近くで見つけたはんこやに入り、値段を聞いて見たんですが、びっくりしましたね。最低ラインで3万、5万、10万位のも普通に・・・こんなにするのか・・・貧乏人はそんな金持ってないぞ。
いかに実印が一生物であるかという営業トークをひとしきり聞いたのですが、やはり高すぎだと思ってしまったので買わなかった。で、他の用もあって百貨店へ。そこでは銀行印、実印セットで10000円くらいで売られていました。即申し込んでいました。
いや、一応迷いはしたのですが、はんこの価値って私には通常かかわりのないことだから、価値がわからないのですね。自分の財布と相談するくらい。で時間があれば、複数の店をのぞいて価格を比較したりし、ぼったくられないように物を選んでいく。それが普通の買い方かと思います。
もし、物の価値が高いものほど質がよく、安いものほど質が悪いという風に並んでいたならば、買い物というものに人はそれほど悩まずにすんだと思う。それぞれの財布に相応のものを買えばいいから。
だが、実際はかならずしもそうではない。高いからって品質やサービスがいいとは限らない。大手であるほど大量購入するため、安く仕入れることができた結果なのかもしれない。いや、本当は品質もどこかで落としてるのかもしれない・・・それを知るには、「情報」が必要である。それは何時間かかけて店を訪ねまわった自分の時間という対価からも得られるかもしれない。・・・ネットには、そういった時間を節約し、正しい選択へ導くことができる商品の情報、口コミ情報が置いている。無料で。こういった情報を得ることと、金を得ることは、どこに違いがあるのだろうか。同じであると思う。
情報弱者は、しばしば多くのお金を払わされ、損をする。今日は、ついでに頼まれていた洗剤を一つ328円で買って、店を出ました。しかし!店の向かいの薬局をふとのぞくと、二つセットで398円で売られていたのです!
・・・・前の店に戻って返品し、その薬局で結局二つセットの洗剤を買いました。ああ、こんなところにも情報格差が。
話は少し変わりますが、「常識」っていう言葉がありますね。この言葉は実はすごくあいまいで、人によって常識の範囲は大きく違います。
今回引越しの際も、私がその「常識」を知らなかったせいで、多くの損をしました。みんなが当然として知っているであろうことを、私だけが知らない。これはそのまま、金銭的、時間的損に結びついてきて、本当、難儀しています。
インターネットには情報が溢れるほどある。例えるならば、これは道端に100円玉や千円札がたくさん落ちている状態だと思います。道端に千円札が落ちていることはめったにないが、ネット上には千円の価値がある情報がそこらに落ちている。道端の千円を喜んで拾うのならば、ネットの情報も喜んで拾い集めても、いいのではないか。
今、このブログを読んでいる貴方は、PCやネット環境は整っているのだと思う。情報の網を少し広げるだけで、それだけの価値があるたくさんの情報に出会えるかもしれないのだ。いくら稼ぐかは、努力次第である。決してアフィリエイトのように実際の金を稼いだり、ネットで遊ぶことだけが、ネットの価値ではない。
この前、イトーヨーカ堂食料品のネット販売・配達などを始めた、という記事を見た。ついに、日々の買い物にまで浸透してきたインターネット。これほど身近となった今、ネットは決して一部の先進ユーザのみの娯楽ではなく、多くの人にもっと、得するために活用されるべきだと思う。それは金銭の節約にもつながるし、時間の節約になることもある。検索なり、ニュースのアンテナなり、掲示板などからでも、有用な情報はたくさん落ちている。多くの人に見てもらう機会を待っている。
毎日、情報という価値を集め、ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)となるためにも、今、そこに当たり前にあるインターネットをもっと利活用し、ジャンジャン稼げばいいと思う。情報弱者とはオサラバだ!
明日は、一路東京へ。今日カードショップで買った青春18切符2400円也。これがバスだと5000円、新幹線だと12000円・・・。到着時刻が6時間違うから、時給1600円で電車に乗っているだけの簡単なバイトだと思えばいい。
ああ、セレブになりたい・・・。