ネットと政治参加

現実では未成年かどうかで扱いが違うが、ネットだとあいまいになるのがまず参政権。ネットは匿名だから、年齢にかかわらず、世論を構成する力をネット上でつくりだし得る。
まぁ、成年者すらも政治離れもが進む中、政治をどうこう議論するよりもニコニコで笑っていたほうがいいやんと思う人もおおいかもしれないが。
ただ、興味さえあれば、ネット上では年齢の区別なく、考え、意見し、議論し、世論に影響を与えることができ得る。良くも悪くも、Web上では皆が等価な存在だから。
今日ニュースになっていた記事に、有害サイト削除、民主が独自法案・プロバイダーに義務化というのがあった。こういった法律ができるとどうなるか、一人一人が想像し、考えてみることから参加が始まる。このニュースを読んで、ちょwエロが見れなくなるとかあり得んwと思う人もいれば、大人と子供の区別をどうやってつけるんだ?という疑問もでてくる。プロバイダによる一部のパケット規制がおこるかもしれんなー、と思うかもしれないし、18歳未満の若年者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐって口実じゃないのかwと思う人もいるかもしれない。いや、こういった法案がぜひできてほしかった、民主党GJ、と思う人もいるだろう。考えて、俺はこう思うとかそういう話がなされていったらいいなぁとおもったりする。未成年も大人もみんな含めて。
そういう場をニコニコ動画に求めてはいけないだろうか。2chにもそういう板はあるし、内容的に荒れるとは思うけど。現在の仕組みだとコメントがカオスになりそうだから、もうちょっと同一コメや荒らしコメを制限する形で提供する仕組みがあればいいと思う。そうすれば、ニコニコ動画と同じインターフェースを使いながら、実は流れるコメント内容がぜんぜん変わってくる、などということも起こり、市民メディアとしての側面も出てきていいかなと思うのだが。