発散する思考

色々なことを一度に考えると、思考がループしたり切り替えに時間がかかったりで、効率が落ちているように感じる。メモリがいっぱいなのだ。金を積んでもメモリを増設したいものである。
ものごとの処理で、特に頭がウワーッとなってくるのが、未処理の内容がどんどん増えてきたときだ。他の未処理の内容が気になって、今取り組んでいることに集中できない上、休んでいるときでも頭を常に駆け巡る。クルクル回っているのは頭の中だけで、実際行動にまでなっていないのだから、なんともムダなことだ。一度、完了状態にするか、期限、やるべき内容をどこか、デスクトップのスケジュール表にでも書いて保存し、頭から離したいものだ。
ON、OFFの切り替えができないと、ムダに疲れ、仕事やっている疲労感が十二分に感じる割に、実際の仕事はあんまり前に進んでいないという、なんとも残念な結果になる。あ、あれやらなあかんなあと頭でふと一つのことに気付き、少し経つと別のことに、あ、あれもやらなければなあ、と頭をめぐらす。大切なのは仕事やっている感ではなく、生産性なのだから、集中→完了! 次に集中→完了!・・・と進んでいくのが望ましい。だが、頼られる人ほど、なかなかそうはうまくいかないようだ。
なので、基本は即決、話を聞いた時点で決めるのが理想。単純かつ時間を食う処理は、誰かにふれれば上策。邪魔の入らないところで集中するのが中策、その仕事が終わらないうちに他の仕事が来て、あやややややとなってしまうのが・・・下策なのかな。いっつも下策しか取ってない気がするな、自分は。理想を語ることと、実行することの難しさがあるんだろう。
一つのものごとを完了させる、または道筋を付け一段落つけるには、自分の中で完結させるのは、多くの場合ムリだ。すると、誰かに聞く。ここも、聞く相手、聞き方によって結果は大きく変わり得る。グチや感想を言い合って前に進まない、話がやや・・長い、時間を使ったが、結局何も解決していないことは本当、よくある。雑談は時にいい気分転換だが、まさにこれもメリハリだ。私なんかはせっかちだから、結論щ(゚д゚щ)ハヤクカモーンと思ってしまう。このせっかちさは人に説明するときにもあらわれてしまい、よく、言っている意味がわからないと言われる。まあ、実際は意図はわかっているけど、会話の主導権を握るためにあえて、そういう応対をするような上のお方が結構、いるような気も少しするが。
発散する思考を統制するためのデスクトップツールはないものかと最近、探している。イメージとしては、やるべき内容と、期限を書ける時系列のスケジュール表を、常にデスクトップの一部に表示させておくようなもの。入力内容が多すぎると、その入力自体がコストとなるので、本当、簡易なものでいい。期限、そして優先順位を色なんかで示せたならば、自分がやるべき処理をリアルタイムに、優先順位を見つつ処理できるのになあ。そんなライフハックができると、「こいつ・・・できる!」と思われるのかもしれないなあ、と妄想。できる、と思われることがその人の幸せか、というと、その人の激務をみてまた少し疑問に思いつつ、目の前の処理をせめて、ロスを少なく処理できるようになりたいなあ、と思った今日この頃でした。どう見ても思考が発散していますねぇ。あはは。