Webとリアルのバランス

Webは本当に楽しく、おそらく一生Webにいても退屈することは無いと思います。毎日ニュースを読み、ブログを書き、ついったーで新たな発見をし、動画やゲームで楽しみ、2chで笑う。そんな生活がずっと続いていけばいいなあと思う。でも、人生は時間軸のもと、選択を続けていく存在である以上、何かを得るとともに失い続けていく毎日であるわけです。
最近ふと、自分が滑舌がやばくなっていることに気づきました。東京特許許可局が何回繰り返してもちゃんと言えない。以前はもう少しちゃんと言えたはず。なんでだ?と考えたときに、単純にWeb世界が自分の日常となってから、しゃべる機会が減っているな、ということに気づいた。
じゃあスカイプ使えばおk、ってそういうことを言いたいのではない。Webにも大切なものがあるが、リアルも大切なことはたくさん転がっていたのだな、と今更ながら気づいた。俺、遅いなほんと。
昔は、今考えればバカなことを考えていたもので、人とコミュニケーションするよりも自分の時間がずっと大事だと思っていた。女性のおしゃべりを見ていても正直それのどこが楽しいのかまったくわからなかったし、そういったことは時間の無駄じゃね?と思っていた。その思考が発展していくと、自分の時間→超大事 誰かとすごす時間→あまりいらないんじゃね?と考えていた。周りとあわすのも疲れるから避ける。自分が楽しいと思えることをし続けることで、自分の人生は実りあるものになると信じていた。いや、本気で。
でも、そうじゃないんだね。いや、完全に間違いというわけではなく、バランスなんだなと。Webですごす時間も有用だが、それ以外もまた有用。エネルギーを半分ずつくらいにわけるのがいいんだなと思うようになった。性格的に突っ走ってしまう人であるため、そういうバランス感覚は苦手なんだが、そうやった方が、肉体としての自分が活動する時間→リアル 精神としての自分が活動する時間(?)→Web という形で、両方ともさび付かないように使ってやらなきゃなあと思うようになった。
ちなみにこの話は、今おかれている状況によって、わかってくれる人も少しくらいいるかな・・・という話で、大半の人からしたら、何いってんだこいつwみたいな話かもしれません。特に社会人にとっては。あー、イタイ人がいるー、くらいに思っておいてください。