Webのターゲット層

Webにはいろいろな性格の人がいる。どういった人たちをターゲットにすると金が転がり込んでくるか、考えてみる。
視点としてはいろいろあり、年齢や性別、収入、Web利用時間などが一つの尺度となるが、今回はあえて性格というあいまいな部分からアプローチをしていきたい。
というのも、世代や収入にかかわらず、「Webでお金を落とす人々」と「Webでは絶対お金を使わない人」に二分化されているように思うからだ。彼らの差は何かというと、性格としか言いようがない。
同じ世代でも、Webで買い物なり遊びなりでお金を使ったり、オークションやショッピングをする層がいる一方、そういうことをしたことがない、Webで買い物をしたり、クレジットカード番号などをいれてお金を払ったりするなんて考えられない、また興味がない、という層がいる。ニコニコ市場ひとつをとっても、市場に出ている商品を見て「おもしろいな→買おうかな」と思う人がいる一方、「おもしろいな→×」と、絶対に次の段階にいくことがありえない人々が多くいる。Webに対する付き合い方の違い、またはWebリテラシーにもかかわる話であるが、漠然としたWebへの不信感と、そもそもWebでの購買行動の仕方をよく知らない、面倒くさい、ということがあるのだろう。後、未成年だとカードとか持ってない人も多いということもあるか。
Web上の広告やアフィリエイト、商品などを見て、誰が買うんかねぇ・・・と私は思ったりする。それでも、買う人は買うんだろう。その「お金を出して買う人」ってどういう人なのかな、と独断と偏見で想像してみた。

  • ある分野になると物欲がすごい
  • 感情や欲求に関し、非抑制的な傾向がある
  • 「今」満足することに重点を置く
  • 基本的に物事を信用し、肯定的解釈をすることが多い
  • 宵越しの金はもたねえではないが、あまり金に頓着しない。楽しさや好奇心重視。
  • カードで買い物をすることがわりとある

こんなところだろうか。私もWebではよく買い物やサービスにお金を使うが、そのささやかな経験を元に、どんなタイプがお金を落としていくかを仮定してみた。あたっているだろうか。

Webでビジネスをやるとすれば、こういう人たちがわらわらと集まっていくようなサービスから発想したほうが成功するのかな、と思ったりする一方、賑わいを提供するほかの多数ユーザの存在も必要なのかな、と思い直したり。いずれにしても、お金を儲けようというのは簡単じゃないです、Webでもどこでも。