ニコニコニュースについて

ニコニコ動画ニュースの試験サービスが始まりましたね。ついに、運営側も自前の動画の配信がはじめた。まぁ自然な流れだろう。作るコストが問題のように感じたが、あれなら読み上げさせているだけだからOKだな。動画は使いまわせるし。
場を提供するとはいえ、コンテンツWP注目の集まる場所に独占的に流せるメリットは大きい。以下にそれを収益やユーザの満足に結びつけるか、である。
今のwEBのビジネスモデルの一つの形は、乱暴に言ってしまえばユーザを集めてアテンションや利用時間を集め、そのアテンションの集まる価値在る部分を切り売りし、皇国などを乗せることで収益を図っている。ニコニコニュースがトップにきたのはその布石だろう。一周年だしキリがいいからという感じでサクッと持っていったところはうまい。
まぁ運営者ブログによる報告やイベントに加え、トピック紹介などの要素を加えたところ煮特徴があるだろう。ニコニコラムとはまた微妙に違うし、なにより更新頻度が高い。(書くイベントが多いだけかもしれないが。)
まぁその影響力の大きさがどのようなものかということについては肌身で感じさせていただいたが。やっぱり人の集約のレベルが違うな。あの人数でよくサービスが持つなぁと思う。増強はどんどんはかっているみたいだが。日本中のユーザが一斉アクセスしている現象はある意味恐怖すら感じる部分も。なんというか、自分が許容できる枠を大きく超えたことが起きたかのような気分になる。たくさんの方に見ていただくということはそれだけで、ありがたいことではあるんですけどね。
これからはニコニコがTV局としての性格を帯び始めるだろう。望む望まざるに関わらす、効果的にユーザに様々な物事や広告を流すには。制作コストが少なく、かつ面白いものが求められる。
後付で広告をもらう方向はだめかなぁ・・足元見られるかなぁ。たとえば一日一社どこかのどうがCM広告のネタみたいなものを流す。それでアクセスや売り上げが上がると相手企業が実感、またそういった話が評判になることで、広告主が増えていくといったもの。実際、ターゲットはわかりやすいし、TVのCMにくらべてよっぽど即効で商品購買までを直結させることが可能だろう。母数が同じであれば、即効性でいけばおそらくメディア最強。購買まですぐ結びつくから。
逆にイメージ広告系は微妙かもしれない。なんというか、コンテンツを斜に見る層が一定数いて、彼らの声がサクサク反映されるからだ。CMで反応がすぐ返ってくるなんて、それはそれですごい話ではあるが、できれば肯定的であってほしい。知名度アップにはなるだろうが、プラスにとられるかマイナスにとられるかは、見せ方によって評価が分かれるだろう。まずはきっかけから。モデル例によっては火が付く。要はやり方次第♪
広告とかそんなまどろっこしい考え方じゃなくて、売る場所!として開き直って何個売れたかの効果を調べてか上げていくというアフィリエイトに近い方向性はありえるか。ニコニコ市場のように。そういうものにはあんまりお金出してくれないのかなぁ。
そういう形式が普及していけば、やがて、広告という名の蜃気楼のヴェール開かれるのも、近いとは思う。