コメントコストの低さの概算

ふとボーっとコメントコストのことを考えていた。ニコニコはコメントしやすいってよく言われる。じゃあどの程度コメントしやすいのかなと考えた時、その基準むずいなぁ、色々な要因も絡むし、と考えていたが、すごく大雑把な算定ならあっさりできるなと気づいた。

一例。ニコニコニュースに取り上げていただいた例の記事は30000ほどのアクセスがあった。で、反響のコメント52,ブクマ89。まぁ私のコメントも多いんですけどね、それもふくめ。合計141/30000。
ニコニコ動画はジャンルによって違うが、アイマスなどの音楽系で一つの基準が1/10あたりが一つの目安。その他ジャンルによってコメント比率は違うが、まぁ一定の母数があれば最小でも1/50くらいにはとどまる。総コメント率は2割だが、まぁゆらぎはあるだろう。
で、どの程度コメントしやすいか。さっきのブログの話でコメント率0、5%。一方ニコニコは最低値あたりでも2%、一つの目安が10%。4倍〜40倍ほどコメントがしやすいことになる。
別にブログだってニコニコだって誰かが「こういうコメントをしなさい」とか「ある程度まとまった内容じゃないとコメントしてはいけない」などとは誰も言っていない。基本はどのような使い方をしても自由なのだ。しかし現実にはこれらのコメントの内容や性質の違いが現れる。
2chをはじめ他のサービスなども調べたいが、私の視点からは調べにくい。アクセス数がわからないからだ。ニコニコの場合、動画クリック≒興味≒再生数なので、アクセスユーザとコメントユーザの比率がわかりやすい。ブログも、私の記事にかぎってはアクセスくらいはわかるので、調べられる。だがそこまで。
別にブログでギャーギャーいおうがニコニコ動画できちんとした意見を言おうが問題ないはずなんだけどね。そうはならない。不思議っちゃ不思議だ。思った以上に同調の心理が働いているのかしら。データを出してくれば説得力が出てくる話に発展はしそうだな。調べて意味があるのかは知らんが。