10分200円

時間を無駄に使うことが多い。気がついたらおきてご飯食べてインターネットをして、日記で書くネタすらないような一日が過ぎている。なぜかと考えると、時間は無限にあるからと思っているからだ。今日は麻雀でお金を1万円すったが、そのとき感じる痛さが時間の経過にはない。時折頭をもたげる倦怠感のようなものはあるが。

じゃあ、時間にはどれくらいの価値があるのだろうか。大学時代にしていたバイトは、8時間で1万円だった。時給は1250円である。このパフォーマンスを常に生かすことが求められるとしたらどうか。計算しやすいように、1時間:1200円とすると、10分200円である。
10分200円。バスに乗るときを考えてみる。もしこのまま歩いて帰ると、20分で家に着く。しかしバスで帰ると10分で家に着く。バス代は170円である。バス代170円で10分の自分の時間を「買った」と考えると、10分を170円で買えたわけであるから、価値はある。もちろん、その時間をしっかり価値が出るように使う務めはあるが。
考えていくと、一日ゲームをやっても特に生み出すものはなく、1日約10000円〜15000円ほどの損失をしていることになる。ありえない、かなり。10000円を落としたらたぶんショックで、頭を失った1万円が1日くらいぐるぐる回っていることだろう。そんな無駄を毎日しているとしたらもうそんな時間の使い方をするのはやめるに違いない。いますぐやめよう。
じゃあ、何をすると価値があるのだろう。ニュースを見る。30分で600円。ニュースを見ていることで後々話題や成長などで600円の価値を生み出すことは、まあ場面によってはできそうな気がする。では勉強はどうか。英語・・・500時間つめて勉強するとして、1200X500=60万円か。少なくともこのスキルは十分なリターンとして返ってきそうだ。だから勉強すべきなんだろう。本人がいやかどうかは関係なく。効率として。

10分200円。1分だと20円か。1分10円の公衆電話より価値はある。しかし携帯電話には及ばないか。まあ、誰かの携帯電話の代わりを務められるほど自分に価値があるとは思えない。時間は無限ではないということにいつまでも気づけず、明日はいつまでもあるように感じる。明日というものは有限だし、あいまいなものに過ぎないことが今回の地震でも感じた。40歳になればまた時給もあがるかもしれないが、今の自分は10分に200円の価値を見出すよう動くのみである。1日12時間、月平均25日そういった動きをできるとしたら、月60万→年720万→30年で2億ほどか。まあ生涯年収それくらいは行きたいし、無為に過ごすということは生きている価値がないようで、それもつらい。このブログを書いたのに20分かかったが、400円の価値はあるだろうか。あったらいいな。あるように願う。