本当に頭にいい人はWebにアウトプットしないのか?

素朴に気になるテーマなので。私のようなブログにも見に来る方がいるという現状もふまえつつ。
別にブログやっている人がダメだとか言う話ではなく、世の中には、もっと頭のいい人や豊かな情報や表現力をもっている人が、今、Webで何かを表現している人の10倍はいると思うのですよ、感覚として。
しかし、そういった方がブログを書いていないのはなぜかなーと考える。
ひとつのありそうなパターンとして、頭のいい、能力ある人が社会人になる→当然忙しくなる→ブログとか書いている暇が、むしろインターネットしているヒマがない→アウトプットするヒマはなく、たまにチョコチョコみるだけとなる 
・・・何見に来ているか、と想像すると、変わった視点?なのかな?(見に来てないかも)
とするとですね、ブログを書いている人より能力のあるだろう、うまく表現し、知識があるだろう人が、ブログを見に来ているという構図ができてくるわけです。それもなんだか面白い話だなあと。
まあ、キャリアさんとか弁護士さんとかは、ブログを書く暇があれば仕事するか休むかするわなーという話で。そう、発信することは、Webユーザとの情報や知識の共有と言う意味で、日本人全体で見て全体最適かもしれないが、個人で見るとちっとも得がないわけで。よっぽど書きたい意欲が強い人しか書かない、という現在の状況が出来上がっているように思う。
以前、大学の関係者や企業の関係者が、匿名でもいいから有用なことをもっとアウトプットしてくれれば、見るほうもよりためになるのかもなー、ということを書いた。私の周りの人も文章うまくて、理路整然とした美しさに、よく凹んでいます。ブログ書いたら喜んで読むのになーとも。でも、今の仕組みだと、なかなかそういう人が書くことを触発するような仕組みはないのですよねー。残念なことに。
若干話題がそれましたが、要は、忙しくて時間がないことと、特に書く理由もないから書かない(書かないのが習慣)だからかなーと思われます。社会のために力を注いでお金をもらっていくことはいいことだと思いますが、ほんの合間にでも思ったことを書くようなアウトプットの機会があればいいのになあと思う。
結局、後はブーム待ち、なのかな・・・。ブログを書くと頭が良くなる!とか、頭のいい人は皆ブログを書いている!みたいなブームが生まれないかなあ。何かきっかけがあって、情報を発信する人が多くなるのは、Webにとってはいいことです。まぁ、Webサービスを提供する側も、文章を書きたくなるような仕掛けやアーキテクチャ作りが、必要なのかもしれませんが。