なぜ今までニコニコ動画が現れなかったのか

コロンブスの卵ですね。
動画内にコメントなんて動画が見えなくなっちゃうじゃないか!そんな邪魔なコメントを誰が見るというんだ!→思考停止
動画内ではなく動画下というのはありだったと思う。しかし動画内にしたことで弾幕や職人という存在が生まれたことは大きかった。あと単純に別にコメントを流す場所を用意するよりも動画内のほうが効率的だったのかも。
動画ビジネスをやるという発想からではなく、コミュニケーションやネタを見て笑う「場」としての発想から始まったから動画内のコメントといった発想にいたったのだろう。動画ビジネスから考えていたらとても考えづらい。
まさに発想の勝利である。
たぶん2chから発想したのだろうな・・・。2chは確かに楽しいが、視覚的なネタが足りないなあと思うことはあった。AAや画像貼り付けはそれはそれでいいのだが、動画が流れていたほうがそりゃいいよ( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
私にとって最大の意外は、これほど創作者がいたということである。そういう人たちとあまり接触したことがなかったから。おそらくWeb上の立ち位置の問題だろう・・。そういう人を知れる場所にいる人といない人との違い。確かに動画や画像やその他もろもろ、表現欲求の塊みたいな人がWEB上にいくらでもいるからなぁ。そういや一時期MADが流行った。あれが伏線だったのか・・。ベ、別に先を越されたとかうらやましいとか、そんなこと全然思ってないんだからね!
まあツールとかΣ(=д=ノ)ノ アゥーン!!ですよねー。Webではやはりそっちのほうがあるべき姿なのかな・・。Web上の総資産もあがってるだろうし。

かたや高流動化社会を迎え、かたや機会コストが高い一人勝ち構造が出来上がっている。このアンバランスなバランス感覚が、これからのWebには必要なのかもしれない。きっと必要だ。