カムバックしやすいサービスは長続きする?

Webサービスには様々なものがあり、栄枯盛衰がある。一つ思うのが、カムバックしにくいサービスは幽霊ユーザをたくさん生み、ゴーストタウンと化すんじゃないか?ということだ。はてなリングのサービス終了などは、そういった閉塞感を打開したいという運営側の思いもあるような気がしてならない。
mixiはぶっちゃけカムバックしにくい。もう私のIDはゴースト化し、ほんのたまに知り合いののmixi日記が気になるくらいだ。twitterはどうか?発言コストが低いことでカムバックしやすいとは思うが、やっぱり・・・なんというか、twitterでできあがっている空気に自分が水を差してしまうそんな気がして、発言しにくいなと思ったりする。個人的に。説明しにくいが、2,3日発言していなかったことで、なんだかしらない感じのよそよそしさを自分の中で作ってしまう。おおなんか久しぶりにXXが発言してるな見たいに思われるのも、やだな・・・なんて感じで。空気とかそういうものを読まない、もとい考えなければおkなのだが。自分の中に生じる不安なんてものは、自分の主観的思考によって生み出された偶像にすぎないのだ。何事も積極的がいいんだZE!
まあ・・・しばらく書かないと、たまにふと「書きたいな…」と思っても、何か、今更感があって復帰しにくいと思うのだ。ブログも何回かそれがあった。もう誰も見てないだろ…とか、まあ理由もとい言い訳は色々考えられるが、継続して書こうという意欲に対し、長い間かいていなかったぜ障壁が高くなるのである。そうやって書くことを断念し、放置されたブログが幾千万あることか。私もこのブログが初めて、というわけではない。
自分の心の中に持つのはあくまで、漠然とした不安であり、ある種の被害妄想に近いものでもある。別にそんなこと他の人は気にしていないとしても、何か不安に駆られる。狂ったように更新したくなったり、更新したくねー(もといネタがない)という状態に陥ったりする。書き手の心理や忙しさは年中変わるしねえ。
そんな色々なことがあっても、マイペースを貫ける人が、ブロガーとして続くんだろう。mixitwitter、オンラインゲーム、その他の色々なサービスでも。色々くよくよ考えだすとだめだな。特に、高いノルマなんかを自分に課したりすると、燃え尽き症候群が起き、ああ・・・おれはよくやった・・・もういいよ・・みたいな状態になり、ひっそりと終了するのだ。
逆に、いつでもカムバックできるようなサービス・・・うーむ・・・2chニコニコ動画のように、コメントに匿名性があれば、そんなことくよくよしなくても済むけどねえ。いつでも見たい時に見れば、住人達はいつでもワイワイやっている。そんな場所に自分も加わりたいと思った時に加われる、そんな気軽さがある。
Webの住人といったって、その人の身分によっていろいろなスタンスがある。ずっとWebにいるから偉大、というわけでもないし。Web界隈の情報には詳しいだろうし、良い所や勉強になるところは吸収したいと思いますが。
いっつも話題が発散する。思うにWebサービスは、開始時点の集客と伸びは前提条件として大切だと思うが、最終的な終着点として、ユーザがどういった形で定着するか、ゴーストをいかに少なくするかを考えることもまた大切だと思う。mixiもゴーストは多い。はてなは・・・最終的にどうなるんでしょうね。どういった形を目指しているのか。最近のエントリで、はてなは荒んでいるとか、相手を批判して喜んでいるようなブログ、ブクマが増えているなどと嘆いている文章もみかけましたが。今日のような状態を、はてな運営の方はどこまで予想していたのか、というのは気になるところではあります。これは2chにもいえることなんですが。
古き良き状態を懐かしんだりしてもしゃあないし、人の流れでサービスは変質もしていく。まあそうなのだが、ずっと良い雰囲気が長続きするような、カムバックしやすいようなサービスはできないものだろうか。なんて絵空事を本気で考えてみたくなるのである。少しでも考えていくことで、何十年後かに出来上がるかもしれない世界がちょっと前倒しされるならば、うれしいなと思う。