ベルギー政権騒動

 ベルギーで仏語圏とオランダ語圏の枕合戦、こう着する政情を揶揄
ベルギーが新政権の発足に関しもめてるらしい。日本からだと縁遠いのでどうしても耳にすることがあまりない話題であるが、ヨーロッパの中では結構話題をよんでそうな話である。なので、そんな温度差を少しでも埋めるべくちょっと状況を調べてみた。
政権は6月に崩壊し、いまだに新しい政権は発足せず。原因として、ベルギーの歴史的経緯、民族構成がある。詳しくはこちら(ALL aboutの解説)を見ていただければ非常にわかりやすい。要は北部のオランダ語圏と南部のフランス語圏が互いの利害や主導権の面で対立しているせいで決まらないというわけである。
もともと歴史的に、大国に従属する期間が多かった国であるため、そもそもの共通の価値観というところから分かり合えない部分がある。言語も違うしね。日本はそういう意味ではそういった国内問題はあんまりないので良いことである。
こういうニュースは知っとくべきか。どこが取り上げるべきか。日本から遠いし関係ないからいいやといってしまうのは簡単な話である。しかし最近の国内ニュースはキナくさすぎて取り上げる気にならない。エンターティメントもいいが、もうちょっと生産的というか、知的な話題で議論になったりしないものだろうか。それが国民性といってしまえばそれまでなのだが。