Web上のルールの確立

総務省>通信・放送法制統合へ ネット情報も規制
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000039-mai-soci
ついに、という感はある。利権目的ばかりのルールではなく、Webのオープンな気風や自由なコンテンツの流通を活かしたルール作りをしてほしいものです。
閑話休題
官僚といいますと、お堅いイメージがあります。もちろんそんな方もいるでしょうが、実はいわゆる社会でバリバリやっているコミュニケーション満載な営業タイプというよりは、いわゆる世間のオタクといわれる人に近い人が多いんじゃないか?(と思う。)Webの現状は、実際に即した形で認識していると思います。総務省の谷脇氏が書いた「インターネットは誰のものか」は結構わかりやすく現状のWebの問題を取り上げていた。帯域問題やデジタルデバイドをはじめ、放送法に関する問題やコンテンツの話について、今後どうしていかなければならないかをわかりやすく例を挙げて提示していました。ちょっとファンになりました。谷脇氏のコラムもあわせて紹介。Web上の問題や、未来のルールづくりに興味ある人は、一度見てみては。
Web上の話題や問題なんてはいて捨てるほどある。昨日のコンテンツ規制問題や一昨日の豚丼エントリがその一端である。炎上や晒し、電凸などの話題をはじめ、フィッシングやP2Pデジタルデバイドやら帯域やら法律の適用範囲やら。どう考えてもルールやインフラがきちんと確立されているとはいがたい状態である。
これから徐々にルール作りは進んでいく。動画DLは違法という委員会に対し意見書を出そうという動きも最近あった。また、MIAUの設立などをふまえ、多くの知識人が委員会などで話し合い、これから一つ一つ整理されていく。良くも悪くも。
通信と放送が融合した後にニコニコ動画は残っているだろうか。これからの舵取りしだいだろう。まぁ、ニコニコ動画がたとえつぶれても、第二のニコニコ動画とでもいうべき場が現れる気もするが。必要なのは、先見の明と行動力である。










インターネットは誰のものか

インターネットは誰のものか