文章をうまくまとめることの難しさ

現代は、誰にでもすぐ内容がわかるような要約が求められている。ニュースの見出しやブログのタイトルをみても、その重要性は大きい。独特な表現はわかりにくく、嫌われる傾向にある。短く、まとめて、誰にでもわかるような言葉、文章、プレゼンテーションが求められている。
実際の所、よく使われる単語をつなぎ合わせているため、面白みはそんなにない。でも、普通の人が文章を書くとき、伝えたいことは内容であって、文章表現のレトリックではない。このほう自分のニュアンスが伝わる、という言葉でも、相手が共感していなければ、残念ながら相手には伝わらない。
私は当面、パワポのプレゼンテーションを鍛える必要がある。どうやらいつも作っているのは文章が多すぎて、見ているほうからしたらよくわからんらしい。もうちょっと資料の言葉は要約して、トークで伝えろというわけである。それがソツなくできたら苦労しないよと毒を吐きつつ、言っていても仕方ないので改善に取り組む。本屋でパワーポイントのまとめ方の本などを見たりする。すごくグラフィカル。見ているほうのからすると、こっちの方がよほどいいようだ。俺流でいつまでもやっていくわけには、残念ながらできないようだ。私はそういうところにムダに個性を主張してしまうのだが、ダメみたいだ。
個人的には、文章が多かったとしても、重要部分を太字・赤字などにしておけばいいのかと思っていた。ブログでも、そこらへんを少し意識していたりする。まぁ、私の文章がみやすい!という反応はあんまり聞いたことがないので、自分がいいと思っているだけで、ひょっとしたらあんまり効果がないのかもしれない。読みにくい、と相手に率直にアドバイスできる人って、それはそれで勇気のいる行動だと思うし。
実際、文章ベースよりも画像系サイトのほうが、アクセス数が一桁違うケースもいくつか見ているしね!(関係ないかもしれない)この文章も長々と書かずに、3行で要約して済ますこともできるんだろう。経緯や背景、思うことなどを書いていったら、どうしても全体としては長くなってしまうのですが。
ひょこっとこのブログを訪ねてくださっている方に、私の意図はどれくらい伝わっているんだろうか。それがわかってしまうことは、少し怖い気もするが・・・書き言葉で相手に物事をわかりやすく伝えるって簡単じゃないですねえ。ブログで練習だな。